神戸国際大学付属高等学校
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神戸国際大学付属高等学校

2013年04月09日(火)11:03 AM

神戸国際大学付属高等学校1月21日(月)、神戸国際大学付属高等学校文理特進コースの社会科(現代社会)の授業において、FCSとのコラボ特別授業「地方自治と街づくりについて」が実施された。これは「民主政治における政治参加」という視点から、学校の所在する兵庫県神戸市垂水区の街のために、高校生にできる社会貢献プロジェクトを生徒主体でデザインすることを目的とした取り組みである。

当日は、文理特進コースの生徒(約20名)のが集まり、どのような視点で街づくりについて考えるか、そのディスカッションのきっかけとして、FCS代表理事の原裕二が「FCSの活動の一例」「大切にしている考え方」を授業(1時限目)で紹介し、その後、生徒主体によるグループディスカッション(2時限目)が行われた。

同校の複数の教諭、地域のボランティアの方も参加し、垂水区の地域にあるニーズ、学校が持っている資源、高校生が持っている強み等を考える活発な議論がなされていた。

2月21日(木)に開かれた「プレゼン大会」には、今回の授業に参加した1年生だけではなく、NPO法人アイセック・ジャパンの学生スタッフによって授業サポートを受けた2年生も加わり、高校生が考えるプロジェクトがグループごとに発表された。ある生徒は考えたことを真剣に訴えかけ、ある生徒はユニークな発想で笑いを誘うなど、どのプレゼンも大変優れたものだった。同校はこれまでにも様々な創造的な取り組みを行っており、教諭は今回発表されたプロジェクトの中から最も実現可能なものを選び、地域団体との協働で実践していきたいという希望を話しておられた。

FCSはこれまでに小学校、高校、大学において特別授業や講演を行っている。
FCSは「アジアにおける国際協力」や「東北における支援活動」を通して、これからの日本とアジアの未来を担っていく若い世代の「自ら考え行動する力」、「心で感じ取り表現する力」の育成に貢献していけることを願っている。

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