昨年10月に伊丹世界食糧デープロジェクト（NPO法人教育政策ラボラトリ）を通してFCSのセブ島での取り組みを紹介するために訪問した、兵庫県伊丹市にあるありおか幼稚園の保護者の皆様から、フィリピンの子ども達のために100名分の文房具をご寄付いただきました。
この取り組みは、子ども達が継続的に学ぶ機会をもち、必要最低限の教育課程を修了することで、安定した職業に就いて自立的な経済活動を営み、日々の糧に不足の無い生活ができるようになることを願って、ありおか幼稚園の皆さまにご協力いただいたものです。ご寄付いただいた文房具は現地スタッフの手によってきれいにラッピングされ、クリスマスプレゼントとして青空教室に通う子ども達だけでなく、子ども達の住むコミュニティにいる他の子ども達にも手渡されました。

この時に、ありおか幼稚園のことが紹介され、間接的にではありますが、日本とフィリピンとの間で同じ世代の子ども達が交流する機会を持てたことにも大きな意義があったのではないかと思います。また、このような活動にご参加いただけることは、フィリピンの子ども達のためだけでなく、日本にいる子ども達が「自分以外の人のことも大切に考え、思いやる心」を幼い頃から育んでいくためにも大変意義のあることだと考えます。今後も、このような形で日本とフィリピンの次世代を担う子ども達のものの見方や考え方の広がりに少しでもお役に立てるような活動を、地道に続けていければと願っています。
ありおか幼稚園の皆さま、この度は誠にありがとうございました。